2015年5月27日水曜日

ウイスキー忘備録 No.4

最近ウイスキーを飲んだくれているようにしか見えない僕です。

たしかに1日2杯は飲んでいますが、医学的には適量なのだそうです。
そして僕がウイスキーを飲む理由の1つが"写真"にあるわけです。


僕が写真を志した由来の1つ。
弟と旅したドイツ旅行での出来事があります。
Kissx4という初の一眼レフカメラを持参した旅行でしたが、撮れた写真はこんなものでした。




ブレブレですし、何が主役か分からない。
カットしたお肉の表面もピンボケ。
「素人の技術じゃ撮れない写真がある!」
そのとき僕は確信しました。


そして通った写真学校。
前職を辞めることを決心していた僕はプロへの1歩だと思って臨んでいました。




その僕の制作課題(自己紹介用の写真集作成)を象徴する"アルコール"


現在もウイスキーをテーマにした写真を撮影しては没にしています。
撮影技術は上がっている。
足りないのはウイスキーへの知識と、そこから生まれるインスピレーション。

というわけで、僕はウイスキーを飲みます。


今回飲んだのは、

・スペイモルト フロムマッカrナン(2005年蒸留)
・The Ten #03  クライヌリッシュ 2004
・オールドプルトニー 17年

の3品です。




なにやら濃厚な色をしたマッカラン。
ウイスキーを浅く知っている方には素晴らしいボトル。
でも僕には完成されすぎていて面白くないお酒。

このボトラーズのマッカランはいかがでしょうか? ヾ(・ω・ ) ナデナテ
香り・味ともに濃厚。
スッと一息だけ香りを嗅ぐと鼻の奥まで昇ってきます。至福。
味は甘みを感じますが(シェリー?)、それ以上は細分できませんでした。
さすがマッカランまとまって完成されたお酒。

マッカランの中で唯一おいしい、と感じたお酒かもしれません。


2番目は3番目のクライヌリッシュです!!
オリジナルのクライヌリッシュは知りませんが、猫ちゃんで有名なボトルですよね。
ザ・テンシリーズではあっさりめという位置づけですが……
確かに香りはマッカランほど強くなく、ほのかな香り。
ファーストアタックはアルコールのスパイスが強い。
仕方ないので口の中でころころ転がすと、フルーティーな甘みが増す。
飲み下した後の余韻は、甘みと塩気。
確かにあっさりめのお酒ですが、気持ちのいいさわやかさを感じました。 ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧




最後にオールドプルトニー17年。
以前12年を飲んだ時には、塩気が強くてアルコールが強いだけの酒だと判断。
あんまりいい印象のブランドではありませんでした……。 _(┐「ε:)_ズコー
21年、貴様がダメならオールドプルトニー一族とは縁切りじゃ!! と思いながらオーダー。 ((⊂(`ω´∩) しゅっしゅっ

香りは強く、ファーストアタックは甘い。
が、すぐにアルコール所以のスパイスが舌を刺激し出す。
スパイスの向こう側に潮と甘みがいるのが感じられる。
余韻は舌の上にアルコール。喉の奥から潮。

ちなみに、4~5滴加水すると、アルコールが急激に弱まって、潮と甘みを強く感じられるようになった。これはおいしい!

最近は"加水"して味を探究するということを忘れていました。
オールドプルトニーさん、すみません。
次は21年を飲みます(笑)

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