2015年5月24日日曜日

ウイスキー忘備録 No.3

ウイスキー忘備録 第三回。
今回はいつもと少し異なるケースの記事です。

大阪は阪急梅田店にあるモルトウイスキーバー(山陽物産)
こちらで開催されているウイスキーセミナーに参加してきました。

前回、前々回も参加したかったのですがちょうど仕事の予定と被っていて……(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
ようやく参加できた今回の感想と、飲んだウイスキーの感想をお伝えします!!



今回はウイスキーの歴史がテーマということで、
大麦を原料とする前のグレーンウイスキー "The Ten 00 ノースブリティッシュ2003"
熟成中のスピリッツ "KILCHOMAN 2years"
シングルモルトの原点 "GLENLIVET 12年"
の3種類のお酒を試飲させて頂きました。
(左から並んでいます)


まずは色。
グレンリベットが圧倒的に琥珀色に変化しています。
12年かけて樽の色が移っていった結果なんですね。
キルホーマンはほぼ透明!
ノースブリティッシュは7年熟成されているので色がついていますが、カップの中はかなり薄い色です。


続いて香り。
ノースブリティッシュはほとんど香りがしません。
キルホーマンは強烈なアルコール周とヨード臭がします。少し鼻を離しても香りが漂ってきます。
最後にグレンリベットはスッと甘い香りがします。
僕個人としてはキルホーマンくらい香りが強いと、香りを嗅いでいるだけでも楽しめます。


そして味。
ノースブリティッシュは口に含んだ瞬間の印象は弱いです。
口の中で転がしているうちに麦のほのかな苦みとわずかな甘み少しずつ広がり始めます。
喉を通るときにアルコールのスパイスが軽く訪れ、その後甘みだけが余韻として残ります。
以前飲んだ時は初めての味に低評価を下しましたが、今となっては面白いお酒だな~と印象が変わりました。

次にキルホーマン。
ヘビーピートのウイスキー。その2年目のスピリッツということで味も強烈。
口に含む前から強いアルコールとピートを感じます。
舌の上で62%のアルコールが自己主張を始める(62%の割にはもっと弱く感じたけど)
同時に口の中でスモーク感と薬品臭。
口の中で転がしながら、鼻呼吸をしてしばらく香りを楽しんで、飲みこむ。
余韻も強いので、喉の奥からこみあげるピートにうっとり。

ぺろり、ぺろりと舐めながら頂きました。
定番の5年熟成より好きかも  (灬╹ω╹灬)

最後にグレンリベットですが……。
あっさりしたウイスキーだなーという印象しか残っていません!! _(┐「ε:)_ズコー
甘み、苦み、スパイス感、ピート。全て揃っているですけど、面白くない。
入門シングルモルトなら、グレンフィデック12年の方が好みです。



約40分の中で、ウイスキーの歴史を聞きながら、少量のウイスキーを2~3回に分けて味わって楽しみました。
いろんなテーマでセミナーをやっているみたいなので、樽の違いや熟成年度の違いなどに焦点を当てた回があればいいな~と思っています。

あ、今回のセミナーを受けてあるウイスキーを購入してしまったので、開封後にご紹介します♪

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