2015年1月17日土曜日

自作ディフューザーで革靴撮影にトライ

先日自作したディフューザーと、未公開ですがレフ板を使って靴の撮影をしました。

いつも靴ですみません。
ちょうど磨き立てだったので自慢したかったんです!(笑)


さて! 今回は3足あります。




1足目はAlfred Sargentのバルモラルブーツ。

ライティングは以下の5点で作りました。
メインライト(ディフューザーつき)、サブライト、白レフ、銀レフ、手鏡

手前の靴のトゥの部分のハイライトと、全体のライトがディフューザーを装着したメインライトの効果です。
手前の靴の側面、画面左側は白いレフ板にサブライトをバウンスさせて作った面光源での効果です。
画面奥の靴のヒール周辺は、鏡を使ってメインライトを反射させて演出しています。
画面の右側外に銀色のレフ板を置いて、少しだけ奥側の靴のトゥを光らせています。

軽くワックスがけしたトゥがしっかり輝いてくれて満足です。
ブーツは背が高いので、低い位置からライトを当てると影をフォローしづらいですね。
メインライトをもっと高い位置に配置できる環境を用意する必要性を感じました。




2足目はベロアのスリッポンです。

ライティングの構成機材は同じです。

ベロアという素材は光を反射しないので、靴の立体感がほとんど演出できませんでした。
完全に勉強不足です。今度師匠に相談して、リトライします。




3足目は、今月撮影3回目のボストニアンのタッセルスリッポンです(笑)

ポイントは1.光のグラデーションによる立体感の演出、黒い色、タッセル部分のハイライトです。
手前側の靴の左側は、サブライトをレフ板にバウンスして演出。
右側は手鏡で作りました。
奥の靴のハイライトは銀レフを画面外右側に置いて作りました。

黒レフを用意して、もう少し手前側の靴を部分的に黒をシメてみると良かったかなと思います。
レフ板のバリエーション増が急務です。


以上、自作機材たちを使っての自宅物撮りでした。
革靴は構図が単調になりがちなのと、革という素材の難しさがあるので、写真の腕を磨くのに役立っています。
履いてよし、眺めてよし、撮ってよし! の三拍子です(笑)


まだ磨いていない靴がありますので、磨きましたら写真をリニューアルしたいと思います。

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