1つはワークブーツ。
もう1つはサイドゴア(チェルシー)ブーツです。
どちらも僕が持っていない形状で、スタイリングの幅を広げてくれるアイテムです。
ワークブーツはRedwingのベックマンやWloverineの1000マイルブーツのドレス系が候補。
でもこれはいつだって入手できる定番ブーツ。
というわけで、優先してサイドゴアブーツを探していました。
今年の夏には阪急メンズ館のセールでLingfieldというモデルを5万円程度で見つけました。
348ラストというロングノーズでチゼルトゥの一昔前に流行った形のモデルです。
日本でだとTetburyというチャッカブーツが同じラストで見つけやすいと思います。
その後も、Jalan Sriwijaya、Boemos、Toscana、Parabootsなど様々なブランドのサイドゴアを試してみましたが、しっくりくるものがありませんでした。
ノーズの長さ、トゥの形状、コバの幅、丈の長さなどデザイン面はもちろん、履き心地やラストとの相性も含めてです。
そしてある日であったのが、今回購入したChurch'sのサイドゴアブーツでした。
Church's自体はとても有名な英国靴ブランドだと思いますので、説明は省きますが、
Church'sのサイドゴアというと
AMBERLEY……もっとも定番な173ラスト
BEIJING……シティコレクションでロングノーズのモダンな一品
などが有名で、他にも数種類あります。
ただ国内では今年はレディース以外はあまり見かけないです。
そして今回発見したのがEly(エリー)というモデルです。
通常コレクション、シティコレクションとは異なるコンフォートコレクションに属するモデルで、アッパーにクッションが入っていたり、ラバーソールだったりと履き心地がとてもいいモデルです。
アッパーもとても柔らかい革が使用されています。
Church'sに質実堅剛というイメージを持たれている方には、「おや?」というモデルだと思います。
おそらくプラダの影響がかなり強いシリーズなんじゃないかというのが店員さんの話。
長い説明を読んでくださり恐縮でした。
では本番の写真をご覧くださいませ!!
まずは箱正面。
そして詳細。Fフィッティングなので7でジャストサイズです。
ラストは138。
使わない靴袋。記念品です(笑)
靴はこんな感じです。ノーズも長めのドレス寄りのサイドゴアでございます。
正面からパチリ。
コバがとても目立ちます。
これもラバーなので、小雨くらいなら平気で履けるのが嬉しいです♪
トゥはきれいなラウンドトゥです。
ゴアの部分ですが、可愛い曲線を描いています。
鋭角じゃないところが可愛らしくて気に入っています。
ちなみに緑のシールが貼ってあるのは、展示品だったからです。
そんなわけもあって、ちょっとだけ安い価格でゲットできました。
ラバーソールはこのようなソールです。
普通のコレクションのラバーソールはダイナイトを用いることが多いのでとても珍しいです。
真上から見ると138ラストの形状がわかりやすいかと思います。
Crockett&Jonesの341ラストが近いのかなぁ、なんて思っています。
ただクロケの341よりはまだ大人しいノーズの長さだと思います。
最後に、僕の所有している英国ブーツたちの比較画像です。
左からトリッカーズのカントリー。チャーチのサイドゴア、サージェントのバルモラルブーツです。
※クロケのチャッカブーツは完全に忘れていました(笑)
どの靴もラウンドトゥです。本当に僕はラウンドトゥが好きですね。
こうして並べてみると、今回購入したエリーが最も美しいラストな気がします。
サージェントのバルモラルブーツもお気に入りなんですが、ウエスト部分のくびれがあまりないので、外見上はあまり美しくないんですよね……。
(でも履き心地はバツグンですよ!!)
色のバランスや種類も完全に違いますので、しっかり履き分けられると思います。
こうなってくると残るワークブーツは何色を選んでいいのか分かりませんね(笑)
実は今回、ワークブーツとサイドゴアのどちらがオススメかいくつかのセレショで聞き込みをしたんですが、圧倒的にワーク派が多かったです。
確かにスタイリングの面ではワークブーツはとても使いやすいと思います。
でも、このチャーチのエリーはかなり出来る子な予感がします!!
積極的にコーディネートに取り入れていきたいと思います。
ちなみにこのエリーですが、Herringという英国のショップで取扱いがあります。
個人輸入になるので難易度は高いかもしれませんが、価格は5万円台と安価に入手できます。
僕は大丸で購入しましたので、もしかしたらどこかの店舗に合うサイズが残っているかもしれません。6.5は9月の時点で2足確認しています。
ベーシックなサイドゴアをお探しの方、オススメですよ!
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