2015年7月22日水曜日

雨の日の革靴着用にはご用心!

「そんなの言われなくてもわかっとるわい!!」

という方も多いと思います。すみません。
僕も高級革靴や買って間もない革靴は晴れの日専用にしています。
とはいえ、実際には仕事の都合で雨の日でも革靴を履かなければならない方や、履き古した革靴を雨の日用に降板させることはよくあることだと思います。


僕のJalan Sriwijayaノロングウイングチップもその1つ。
3年ほど履きましたので、そろそろ晴れの日に拘らなくてもいいんじゃないかと思いまして、雨の日に履いてみました。
よりにもよって、台風の日に……_(┐「ε:)_ズコー

どうしても外出しなければならない用事があり、そもそも雨用の靴なんて持っていない僕は、
グレインレザーのこの靴に防水スプレーを振っておけば多少は耐えてくれるだろう!
帰ったらしっかりケアしてあげよう。なんて考えていました。





帰宅時のJalanさん。

うおあああああああ!? ・゚・(。✖д✖。)・゚・
こ、これが例の塩吹きとうやつですか!?
普通は雨に濡れた靴が乾いた後に現れる症状なのだそうですが、歩く度に増量していくさまにはいっそテンションが上昇してしまいました。
皮革の中に含まれている塩分と蝋が溶け出した状態なのだそうです。


塩吹きなどの様々な靴のケアに使うサドルソープという便利グッズもありますが、残念ながら僕は所有していません。
とにかく帰宅後、すぐに布で表面の水分を拭い取り、扇風機を設置!(  `)3')▃▃▃▅▆▇▉ブォォォォ
シューツリーの表面を紙やすりで削って、少しでも吸湿効果を上げて、新聞紙も使って靴を乾かすことに尽力しました。まる1日。


なんかまだ少し湿っているような気はしますが、水分ゼロというのも革にはよくなさそうだなぁと思いまして、ケアを開始することにしました。
まずは汚れを全て落とすために、珍しくステインリムーバーを全体に薄く馴染ませて、黒色のシュークリーム(モゥブレイ)を塗りました。
革から抜け落ちてしまった蝋分を補うために、しっかりと細かいところまでペネトレイトブラシで塗り込み、あとは布で磨き、ブラッシングです。



で、それから数日後のお姿。

特に白くなっているところもないですし、大勝利!! \\└('ω')┘//
問題なさそうなので、ポリッシュを軽く施して完成にします。


こうなってくると、台風シーズンだけでもレインシューズが欲しくなりますね。
サイドゴアブーツタイプのものか、LL.Beanのアンクル丈くらいのもの。

あ。でも軽い雨くらいなら、また彼に登板してもらいます。
ただダイナイトソールがちょーっと滑るんですよね。
リッジウェイソールの雨用になる靴が気になります(Paraboot?笑)

2 件のコメント:

  1. ご無沙汰しております。
    なんだかウィスキーに美食、スイーツ、カメラにファッションと、魅力的なコンテンツが揃ったBlogになってきましたね!楽しく拝見いたしました。

    しかし、雨に濡れた靴のケアはとても参考になりましたよ。梅雨はあけたとはいえ、これからの季節は突発的にやられてしまうこともありますからね。その際は、是非参考にさせて頂ければと思います。

    今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

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  2. ありがとうございます。
    元々そういう趣旨のブログだったので、ようやく原点回帰できたのかなと思います。

    本当は雨用にガムシューズが欲しいんですが、サイズ選びが難しいのと、年間にどのくらい使うのかを考えるとなかなか購入に踏み切れないでいます。

    こちらこそ、よろしくお願いします。

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