2013年11月29日金曜日

サブカメラを考える

久々に写真の話題。


今の私のメイン機材はCanonのEOS6Dです。
ですが、本気で撮影するときはともかく、それ以外でフルサイズ一眼レフを持ち歩くのはちょっとつらい。
一眼レフユーザー共通の悩みですよね。

今まではスナップ写真を撮る時はパンケーキレンズを装着して対応していました。
が、やっぱり重い。というかデカイ。

ふと最近スナップ写真を撮っていないなあと思ったので、サブカメラを買ってもいいかなという気になりました。
でもしばらくはファッションのお金がかかりそうなので当分先ですけど(笑)
まあ考えるだけならタダだし!


というわけでふらりと梅田のヨドバシを訪れました。

サブカメラの用途は大きく分けて2つ。
1.日常のスナップ
2.旅行用カメラ

私のスナップスタイルは、普段は鞄の中に入れておいて、さっと取り出して撮影するスタイル。
写真を撮る気満々のときは、常に手に持って移動しています。
特に後者の時はノーファインダー撮影をすることもあります。
というわけで、サブカメラの条件としてはマニュアル撮影がしやすいことが挙げられます。
焦点距離をさっと設定できるとなお良いです。

旅行用としては、軽いことと標準域(28mm~70mm)のズームが使えることが絶対条件ですね。
もちろん、+αとして望遠・広角が使えるとなおいいですよね。

というこれらの条件を満たすカメラはというと……

ミラーレスカメラor高級コンデジ

かな。まぁ妥当。

というわけで、まずは高級コンデジの方をさっくり見てきました。

30分ほど見た結果、フジのX20がよさそうかなと思いました。

ソニーのRX100、キヤノンのG16もよさそうでしたが、
いずれもダイヤルでズームするのでノーファインダー撮影ではワイド端しか使えなさそうな点が少し気になります。
まぁどちらも28mmなのでスナップできないことはないですけど。
むしろホワイトバランスの方が気になりました。
RX100はヨドバシ店内の環境では、非常に青い。G16は黄色いです。オートでは撮影したくないですね。
となるとホワイトバランスを手軽に設定できる必要があるのですが、G16はなんとケルビンでの設定ができませんでした。さようなら。
RX100はファンクションボタン→ホワイトバランス→ケルビンと3段階操作が必要です。うーん。
一方、フジのX20はその点が優れておりました。
シャッター速度、絞り、ISO感度、ホワイトバランスがそれぞれ独立したボタン・キーで設定可能です。
また、焦点距離もマニュアルでズームするので、感覚的に選べそうです。

ただ問題点もあります。

1.高感度の性能がいまひとつ。
常用感度は800まで、というのが一般的な見解のようです。
実際作例を見ても、私は1000が限界だと感じました。
日陰でのノーファインダー撮影になるとISO2000は欲しいので、少し物足りなさを感じます。

2.バッテリーの弱さ
レビューを見たところ、バッテリーのもちがすこぶる悪いようです。
旅行用カメラとしては少し心配になりますよね。

3.焦点距離の拡張性のなさ。
まぁコンデジなので仕方ないのですが、旅行では超広角域が欲しくなります。
私は海外旅行では必ず超広角ズームを持っていきます。16mmで撮影した景色は圧巻です。
せめて24mmスタートなら、と思わずにいられません。
ワイコンを使えば17mmまで拡張できるらしいけど、画質が犠牲になってしまうのが気になる。

4.センサーサイズ
ソニーのRX100は1インチ、RX1ならフルサイズが高級コンデジでも選べます。
フルサイズとまではいかなくても、1インチ~APS-Cは欲しい気がします。
等倍比較などはしないタイプなので、そこまでの解像度は求めませんが、
A3ノビサイズにプリントしたときのディティールの描写は求めたいです。
果たして2/3インチのセンサーサイズでそこまで耐えられるのかが心配です。


以上が今回検討した結果です。

求める画質と操作性は完全にミラーレスなんですよね。
とはいえ、ミラーレスにもホワイトバランスやISO感度の設定がしづらいものがたくさんあるんですが。
少なくとも焦点距離の拡張性とセンサーサイズに関しては解決しますよね。
ソニーやキヤノンなら高感度も解決します。
が、なんといっても標準ズームレンズが大きいのが難点。
フジX20も出っ張ってますが、あれぐらいなら許容範囲、というか限界かな。

フジのX20の後継機で、上記の問題点が解決されればいいんですけど……。
ミラーレスも検討しながらしばらく待ってみるのがいいのかも。
というのが今回の結論です。

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