2016年5月19日木曜日

書道を嗜む ~経過報告

先日新たな趣味として書道部を始めたとご紹介しました。
毎日とまではいかないものの、二日に一度以上は筆を執るようにしています。
その結果、一冊目のテキスト『九成宮』を終了しました!

記念に、一回目の臨書と同じものを書いてみました。



左が一回目。右が約二十日後です。

まだまだ理想とはほど遠いですが、線の処理が上手くなった気がします。あとは全体のバランス、つまり余白の使い方が向上したでしょうか?
相変わらず丹や月の字は苦手です。


さて、僕は同一課題の反復練習より、類似課題の反復練習や新しい課題の練習が好きです。
新鮮なものの方が楽しく、興味を持続できるからというのが持論です。

というわけで、早速二冊目のテキストを用意しました。



『九成宮醴泉銘』と双璧をなす初心者の味方、『孔子廟堂碑』です。

『九成宮醴泉銘』が力強く格好いい字なら、『孔子廟堂碑』は優しく美しい字です。
早速半紙10枚ほど臨書してみましたが、僕はこちらの方が好みかもしれません。


また後日、古本屋で良い本を格安でゲットしました♪



台湾人書家執筆の本で、最初に40ページほど筆法を解説した後、怒濤の200ページものお手本があります。※ 九成宮醴泉銘の場合
そのシリーズの楷書だけをまとめ買いしました。
残念ながら行書はなく、他は草書や隷書でしたので五冊。
初唐三筆と北魏楷書二冊ですね。
日本人とは異なる台湾人ならではのセレクトなのでしょうか?



ちなみに手本部分はこのようになっていて、元本・手本・現代の初体の三構成になってます。

この五冊、夏には終わるんでしょうか……?

とりあえず孔子廟堂碑はシンプルなテキストなので、今月中の達成が目標です!

その後、雁搭聖教序の分かりやすいテキストに進むか、中国古典碑帖復元精選シリーズに挑むか……おいおい考えます。

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