2014年10月25日土曜日

2014AW購入リポート28 JHONSTON&MURPHYのヴィンテージシューズ

今回はちょっと長くなりそうです。

今回購入したのはJHONSTON&MURPHY(ジョンストンマーフィー)のヴィンテージシューズです。
ヴィンテージシューズといえばカッコいいかもしれませんが、中古靴ですね!(笑)


しかしながら、JHONSTON&MURPHYというのは中々歴史の深い靴ブランドで、この靴の名前をご存じの方は結構靴好きであるのは間違いないと思います!
まずは簡単にこのブランドについてご説明します。

JHONSTON&MURPHYは1880年に英国の靴職人だったダドリー氏がアメリカで創業したブランドです。
当時は別名の会社でしたが、彼の死後に息子のマーフィー氏とその友人ジョンストン氏によって、JHONSTON&MURPHYという名前で生まれ変わりました。

ダドリー氏由来の英国靴製法はアメリカ大統領の目に留まり、歴代大統領が愛用している靴ブランドになりました。
もちろん、オバマ大統領も!!

現在は大塚製靴がライセンス契約をしていて、国内ではメイドインチャイナながらもアメリカらしいデザインの靴が販売されています。



さて、では僕が購入した靴をご紹介します。


シンプルな黒の内羽根ストレートチップです。
サイズはUS9.5でウィズはCです。
本来はUS8.5のD~Eがベストサイズなのですが、Cということもあってインソールを入れればジャストサイズ。
入れなくてもやや大きいくらいで普通に履けます。

価格は9800円。仕事で酷使する用として購入を検討していたので、ちょうどいい価格です。


でもやっぱり中古靴なので……


トゥ部分の革がえらい状態になっていたり


ソールも結構使い込まれています。


ヒールもこの通り。
でもまだマシな方かなと思います。



正直しまった!! と思ったのはこの部分。
実は革が2か所ひび割れしています。
古着屋の暗い店内では気づきませんでした。
う~ん、これなら7800円くらいが妥当な値段だと思います。
差額は勉強代ですね。


このように結構ボロボロな靴ですが、なぜ購入に踏み切ったのか。
2つ理由がありまして、
1つ目はインソールのクッションがとても優れていること。
2つ目はアッパーの革がかなり柔らかいことです。

使用シーンで激しく動き回ったり、屈伸運動を繰り返すことがあるので、かなり重要なポイントでした。
「履き心地>ダメージ」という選択をしました。
そもそも内羽根ストレートチップは中古市場では球数が少ないので、マイサイズを探すのが難しいというのもありました。
需要として、米国ヴィンテージシューズ=外羽ウイングチップというイメージが大きいですから、そういう如何にもな靴が多いんです。


家に帰ってから磨いてみましたので、そちらも御覧ください。


かなり革が乾燥してしまっているためか、1回の靴磨きでは納得いくレベルまで蘇りませんでした……。
乳化性クリームがなかなか浸透してくれない(笑)


とはいえ、それなりに見れる外見にはなったと思います。
トゥ部分は珍しく念入りにポリッシュして中古感の軽減に努めました。

他の靴より靴磨きの頻度を多めにして、丁寧に使っていきたいと思います。
(とはいえ、仕事中は乱暴にガシガシ使いますけど)
靴は1(万円)×年使えたら元を取れたと考えるようにしているので、1年間は頑張ってもらいたいと思います!

0 件のコメント:

コメントを投稿